Withカウンセリングルーム~明けない夜はない~

岩国でカウンセリングルームを開設しています。 カウンセリングやメンタルケアについての 記事を更新しています。 Withカウンセリングルーム       0827-21-7120

落ち込み、苛立ち、自己嫌悪、不安、焦り・・・

うつ病になる前に改善できることもあります。
体が疲れたらマッサージへ行くように、
心が疲れたらカウンセリングルームを訪ねて下さい。
カウンセラーは心のリハビリをお手伝いします。

*ブログタイトルを変更しました

新しい自分を始めましょう

あけましておめでとうございます

年の変わりは、
新しい自分を始めるチャンスです

去年までの自分が嫌いだったとしても、
辛い経験があったとしても、
切り替える機会です

そして、去年までの自分が大好きで、
いいことがたくさんあって、幸せだったのなら、
それ以上の幸せを手に入れる自分になれるように、
新しいことを始める機会です

その時に、
「がんばって変わろう」
「がんばって続けよう」
と思うかもしれません
いいことですね

でも、一つだけ気をつけて

がんばる=無理をする

と、意味づけないようにしてくださいね

「がんばる」の意味は、

目標を達成するため、前進するために、
自分にできる対処をする


ということです

 人が苦手なら、まず話しやすそうな相手を見つける

 職場や学校になじめずにいるなら、
 今までよりも大きな声であいさつをするように心がける

 外に出るのが怖いなら、
 まず毎日、靴を履いて、玄関に立ってみる

ちょっとだけ、勇気を出しましょう
そして、自分にできる、一番小さな努力からはじめて、
毎日続けてみましょう

出来ない日があっても、次の日にできればいいんです
普通の人生に、ストイックはあまりいりません
(時には必要ですけどね)

あなたの1年が、今までで一番良い年になるように
祈っています

 

ストレスを抱え込む「頑張り方」とは?①

こんにちは
久しぶりの更新です。

今日は「頑張り屋さん」に向けてのお話です。

頑張り屋さんはとてもまじめな方が多いです。
一生懸命自分の役割や与えられた仕事をやり遂げようとします。
その姿はとても素敵ですよね。

でも頑張り屋さんだからこそ陥るストレスになる考え方があります。

それは「頼ってはいけない」という考え方です。
まじめな人ほどこの思考に捉われます。
この思考の後ろには「人に迷惑をかけてはいけない」、「人に負けてはいけない」という
考え方が潜んでいます。

今日は「人に迷惑をかけてはいけない」という考え方について考察してみましょう。


*「人に迷惑をかけてはいけない」
頑張り屋さんは自分が人に頼る事を「迷惑」だと考えてしまいがちです。
でも人が「手伝って」「助けて」「お願い」と言うと、「自分が役に立つなら」と引き受けます。

なぜ自分が頼る、お願いすることは迷惑だと考えるのに、人からの依頼は迷惑と考えないのでしょうか?

これは責任感が強い場合もありますが、たいては自分に自信がないことが原因の一つです。
自分を正当に評価できる人は頼まれごとも引き受けますが、自分から人に頼ることも迷惑だとは考えません。
これは相手も自分も同等だと考えることができるからです。
自分を人よりも下に置くというのは、自分に自信がない場合によく起こります。
一度自分を見つめなおしてみるといいでしょう。


もう一つは「頼る=甘える」という考え方です。
頼ると甘えるは別物なのに、同じだと認識してしまっているのです。

頼るとは「自分だけでは手に余ること、どうにもならないことに助けを求める」ことです。
一方甘えるとは「自分でできることを、楽にするために手伝ってもらうこと」です。

自分一人でできるのならストレスにはなりません。
自分一人では難しいことがあるからストレスになるのです。
考え方を変えて頼ってみましょう。ストレスがずっと和らぎますよ。
ただし、頼る相手を間違えると自分の思いが伝わらずストレスになる場合があるので注意してくださいね。

次回は「人に負けてはいけない」を考えてみましょう。
あなたの一日が心穏やかでありますように。


冬季うつをご存知ですか?

こんにちは
秋も深まって、そろそろ冬支度をしなくてはいけない気候になってきましたね

ところで冬にだけの「うつ」があるのをご存知ですか?
これは「冬季うつ」と呼ばれ、冬の間だけ「うつ病」の症状が現れるものです。

「うつ」の症状として
・一日のほぼ大部分が憂鬱である
・一日のほぼ大部分で何をしても心が興味や喜びを感じない
・ほぼ毎日眠れない、または過眠の状態になる
・ほぼ毎日イライラして何もしない、できない
・ほぼ毎日疲れが抜けず、気力が起きない
・ほぼ毎日自分を否定する状態が続く
・思考力、決断力、集中力の低下
・自死を考えたり、実際に計画を立てたりする

これらの症状が あげられますが
「冬季うつ」もこれらの症状を伴って現れます

また過食、過眠、甘いものを無性に食べるなどが特徴があり、
上記の「うつ症状」と併合すること、
そして秋口から悪化し、春には消えるという症状が2年以上続く場合に
「冬季うつ」と診断されます

この症状を改善する方法としてあげられるのが

・日光を浴びること

「冬季うつ」は日照時間と大きく関係しています
冬場に日光を浴びる量が減ってメラニンの分泌が減少すると
睡眠と覚醒のリズムが乱れ、落ち込みや疲労感、
食欲の抑制が効かないなどの抑うつ症状が出やすくなります

そのため治療法としては
光照射療法と服薬で改善することになります


以前にも書きましたが

・日光を浴びること

は「冬季うつ」に限らず気分の安定を図る効果がとても高いのです
体内時計を規則正しく作用させることが
多くの心の病の改善や予防に有効なのです

同時に適度に運動をすると脳から抗うつ作用のある物質が分泌され
神経の成長を促すことも明らかになっています

冬になるといつもの自分とかけ離れてネガティブになったり
過眠・過食になるという方は
「日光浴」と「適度な運動」を心掛け、
それでも改善しないようなら専門医に相談することをオススメします

あなたの一日が心穏やかでありますように。

 
記事検索

人気ブログランキングへ
QRコード
QRコード