こんにちは。

身近な人が抑うつ状態で苦しんでいると
どういう言葉をかけたらいいのか
本当に悩みますよね。

世間一般でも
「がんばっている人にがんばれなんて言わないで」
と言われています。

抑うつ状態になっている人の多くは
一生懸命がんばった結果
心身のバランスを崩しているので
「がんばって」と言われても
それ以上がんばることはできないし、
基本的にまじめな人が多いので

「もっとがんばらなきゃ」

「自分の努力が足りないから周りに
迷惑をかけるんだ」

「周りは自分以上にがんばってるんだ
がんばれない自分はダメなんだ」
とますます自分を追い込んでしまいます。

「がんばって」と言ってる本人は
けして追い詰めるつもりではなく
応援するつもりで言っているので
どうしてそういう風に受け取られてしまうのか
理解ができなくて
結局どういって励ませばいいのかわからなくなります。

この「がんばれ」という言葉の問題点、
それは「励まし」の言葉だというところにあるのです。

抑うつ状態の人にとって「励まし」は
追い詰められてる、責められているという
感覚になってしまうのです。

励ましてはだめならどうすればいいの?

この質問に対する答えは

「認めてあげる」ことです。

それまでにその人ががんばってきたという
事実を認めたうえで
「大丈夫だよ」
と呪文のように繰り返してみてください。

この「大丈夫」には根拠がなくてもかまいません。

最初のうち相手は
「根拠もないのに大丈夫なんて言わないで」
「全然大丈夫なんかじゃない」
と反発するでしょう。

でもそれは当然の反応です。
根拠がないものをすんなり受け入れられるほど
人間は簡単にできていません。

だけど「大丈夫」と繰り返すあなたが
その人のことを
きちんと認めていれば
後に続く言葉はおのずと出てきます。

根拠はなくても
その人ががんばってきたこと、
その人を大切に思っていること
その人を認めているということ

「大丈夫」という言葉に含まれる
これらの意味は
時間はかかっても
相手を安心させ、落ち着かせる力があります。

幼いころ転んでけがをしたとき
大人から
「大丈夫、痛いの痛いの飛んで行け」
って言われて泣き止んだ経験がありませんか?

それはその大人があなたを心配してくれていることが
伝わったからではないでしょうか?
あなたがその大人を信じ、安心したからでは
ないでしょうか?

子供だったあなたに伝わったように
抑うつ状態にあるその人にも
必ず伝わります。

「大丈夫」だと言ってあげてください。