こんにちは。

 日本では「カウンセリングを受ける」ということが
まだ身近ではありません。

なぜ身近でないのかその理由はいくつかあげられますが、
一番大きいのは
「カウンセリング」が日本で認知されたのが
つい最近だからということでしょう

日本臨床心理士資格認定協会が設立されたのは1988年
文科省に財団法人として認可されたのがその2年後です
臨床心理士ではないカウンセラーということになると
正確にはわかりませんが、もっと後になります

(なお文科省がスクールカウンセラーの設置を始めたのは
2001年のことです)


また日本人は「我慢」を美徳とし「恥」の文化が
根付いていることも関係しているのかもしれません

実際に聞いたところによると

・「これぐらいのことは誰だって経験しているし、
やり過ごせればこの気持ちもきっと治まる」

・「カウンセリングに行ってるなんて人に知られたら
今以上に悪いことになる」

・「カウンセリングに行ったって状況が変わるわけじゃない」
など

私が実際に聞いた意見なので
すべての人がこのように考えているわけではないと思いますが、
極少数の意見でもないと思います

さらに「うつは心の風邪」というキャッチコピーが認知されているために
「放っておいてもそのうち良くなる」と認識してしまった方も多いようです

たしかに誰でも「うつ状態」になりえるという点では「風邪」と同じです
ですが「風邪」と同じでこじらせればより悪いほうへ
変化してしまうという場合があることが見過ごされています

「うつ状態」から「うつ病」へ変化するのは
珍しいことではなく、ごく一般的なことです

「うつ状態」のうちに対処することが
「うつ病」への進行を防ぐ大きなポイントとなります

 また「うつ状態」にはならなくても

 人間関係が上手くいかないために臆病になってしまったり

 大きなショックを受けたことがあり
 同じ状況になりそうになると逃げ出してしまうなど

社会で生活をするのに困難な状態を作り出している方も
多くいらっしゃいます

カウンセラーは弁護士や警察のような
状況の変化を促す具体的な方法を持っているわけではありません

ですが苦しんでいる人が状況を変化させるための
考え方や手段を身につけるお手伝いをすることができます

誰にも話せない
話してもわかってもらえない、信じてもらえない

それならカウンセラーに相談してみてください
カウンセラーは常に悩んでいるあなたの味方です
そしてカウンセリングルームは
あなたが安全で、安心できる環境を整えています

同じ衝撃を受けても人によってその影響は異なります
一人で苦しまずにまずはあなたの気持ちを話してみてください

あなたの一日が心穏やかでありますように。